こんにちは、ちゅうくんです。
これまで高い割引率で好評だった昼間特割きっぷ(昼得きっぷ)の販売が終了しました。その代わりに、新たに割引サービスとして登場した「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」の内容、利用方法や割引される条件をご紹介します。
平日昼間にちょっとお出かけ、ランチに大阪・神戸へ。などの機会が多い主婦の皆さんには気になる情報だと思います。交通費をちょっとでも抑えて、浮いたお金でランチにデザートもつけちゃいましょう!
昼得きっぷからICOCAポイントサービスへ変更
JR西日本は、これまで販売していた昼間特割きっぷ(昼得きっぷ)の取り扱いを2018年10月で終了しました。
昼得きっぷとは、平日10時から17時の時間帯、または土日祝日にJR西日本の京阪神地区で乗車する際に、低価格で利用できる回数券タイプのきっぷです。
10回分の料金で11回分のきっぷが利用できる、回数券と比較しても約20%も割引されていたので、主婦など対象の時間帯をよく利用する方にはとても好評なサービスでした。
その昼得きっぷに代わるサービスとして、ICOCAポイントサービスが開始されました。
結論:1ヶ月5回以上同一区間を乗車する場合は、ICOCAポイントサービス利用がお得
いきなりですが結論です!
大阪-三ノ宮(410円区間)で計算した結果、5回目からは普通回数券よりお得になりました! 往復3回乗車する月はICOCAポイントサービスの利用がオススメです。
ICOCAポイントサービスとはどんなサービスなの?
ここでICOCAポイントサービスとはどんな内容のサービスかご紹介します。
ICOCAポイントサービスは、ICOCAを使ったショッピングや列車の乗車に応じて、ポイントが貯まるサービスです。
ポイントの貯め方は3種類で、「①時間帯指定ポイント」がこれまでの昼得切符の代替サービスと考えて良いと思います。
①時間帯指定ポイント
1日〜末日の期間中に、土日祝は終日、平日は10時〜17時に同一区間を4回以上乗車した場合、4回目の乗車から運賃の30%または50%のポイントが付与されます。
②利用回数ポイント
1日〜末日の期間中に、同一運賃区間を11回以上乗車した場合、11回目の乗車から運賃の10%のポイントが付与されます。
③電子マネーポイント
ICOCA加盟店で買物、食事、サービスの支払いにICOCAを利用した場合、利用額に応じてポイントが付与されます。
ポイントの還元率は、200円あたり1ポイントなどですが、一律ではなく加盟店ごとに異なっています。
時間帯指定ポイント付与の還元率
ここでは昼得きっぷと同様に、昼間や休日の利用でお得になる時間帯指定ポイントで付与される還元率を説明します。
電車の乗車時に付与されるポイントは、50%と30%の2種類で、ポイント付与の割合は乗車区間の運賃に応じて異なります。
ポイント付与率:30% 運賃が260円までの区間
運賃が260円までの区間は、ポイント30%付与となります。
運賃が安い区間は還元率も抑えられていますね。
ポイント付与率:50% 運賃が300円以上の区間
運賃が300円を超える区間からは、ポイント50%付与となります。
例えば、大阪から京都の普通運賃は560円ですので、往復で1,120円かかるところが片道分の運賃で利用できるのはかなりのメリットですね!
余談ですが、京都線は高槻駅までが260円で、次の島本駅まで行くと460円に!
一駅超えるだけで200円も運賃が高くなるんですね…
普通回数券との料金比較
すでに記事の冒頭に書きましたが、ICOCAポイントサービスでは5回以上利用することで普通回数券よりもお得に利用することができます。
ここでは「大阪 - 三ノ宮」区間の実際の料金を比較して、金額の差を見てみたいと思います。
以下の表のように、4回目までの乗車では普通回数券を利用する方が安くなりますが、5回目以降はICOCAを利用する方がお得になっていることがわかります。
回数 | ICCOCAを使用 運賃 | ポイント還元 | 実質金額 | 普通回数券を利用 運賃 | 小計 | 金額差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 410円 | – | 410円 | 335円 | 335円 | -75円 |
2 | 410円 | – | 820円 | 335円 | 670円 | -150円 |
3 | 410円 | – | 1,230円 | 335円 | 1,055円 | -225円 |
4 | 410円 | 205P | 1,435円 | 335円 | 1,340円 | -95円 |
5 | 410円 | 205P | 1,650円 | 335円 | 1,675円 | 35円 |
6 | 410円 | 205P | 1,845円 | 335円 | 2,010円 | 165円 |
7 | 410円 | 205P | 2,050円 | 335円 | 2,345円 | 295円 |
8 | 410円 | 205P | 2,255円 | 335円 | 2,680円 | 425円 |
9 | 410円 | 205P | 2,460円 | 335円 | 3,015円 | 555円 |
10 | 410円 | 205P | 2,665円 | 335円 | 3,350円 | 685円 |
11 | 410円 | 205P | 2,870円 | ※335円 | 3,690円 | 820円 |
※この区間の回数券は11枚の乗車券が¥3,690です。この金額を11で割って1回の運賃を計算していますが、割り切れないため11回目の運賃で5円加算して金額を調整しています。
1ヶ月に5回以上乗る場合は、ICOCAを利用しましょう。
8回で425円も差が出るので、ランチにデザートもつけられちゃうかも?
今回は、普通回数券と比較してICOCAポイントサービスを活用する内容をご紹介しました。
ただし!
ポイント還元を受けるためには、自分のICOCAをポイントサービスに登録する処理が必要です。
サービスの登録方法とポイントの利用方法は、「ICOCAポイントサービスの利用方法」の記事でまとめていますので合わせて確認してくださいね。
ほなまた。
この記事を書いた人
ちゅうくん
神戸市在住の一般的な40代サラリーマン
娘2人が思春期になっても(今のところ)仲の良い関係を続けていることが自慢
買い物は楽天市場をメインに、PayPayなどキャッシュレス決済のキャンペーンは逃さず参加するので、ポイントや残高が点在してしまってるのが悩み。。
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